2007年03月01日
タミフルとの付き合い方
タミフル(インフルエンザ治療薬)服用後に、中学生がマンションから転落死
した事件が最近2例発生し、薬の副作用が原因ではないかと疑われている。
タミフルの臨床試験では28%の患者に、腹痛や下痢、発しん、吐き気などの
副作用が起こったことが報告されているが、これらの副作用が自殺や転落死に
直接結びつくとは思えない。
インフルエンザ患者が異常な言動を見せる例はタミフル発売前から知られており、
転落死などの異常行動がインフルエンザによるのか、タミフルによるのかは解明
されていないという。
タミフルを服用した場合のメリットとして、熱などの症状が、服用しないよりも
平均して1日程度早く治まるということがあげられる。
従って、患者としては2者択一を迫られる。
(1)タミフルを飲まずに、熱などの症状を我慢する。しかし、苦しむ期間が長いことが
異常行動を起こす可能性が高まることもなりかねない。
(2)タミフルを飲んで回復を早める。しかし副作用で異常行動を起こすかもしれない。
どちらを選択しても、異常行動を起こす可能性がゼロにはならない訳である。
インフルエンザにかかった患者が異常行動に出るのは熱が出てから1、2日目が
ほとんどという、従ってその間は外出をさせずに家族が見守るしかないだろう。
by fanty