F1チャンピオンはライコネン
10月21日、F1最終戦ブラジルGPが行われた。年間ドライバーズチャンピオンに成れる可能性があるハミルトン、アロンソ、ライコネンの3人の争いが最も注目を集めたが、F1初参戦の中島一貴の走りにも興味があった。
年間ドライバーズチャンピオンは、それまでのポイント獲得数からしてハミルトンに絶対的優位性があり、ハミルトンのチャンピオンは確実とみられていたが、スタートで遅れた上、ギャのマシントラブルで順位を下げ3ストップ作戦などで後半追い上げるも、最終的には7位でフィニッシュ。年間獲得ポイントは109点となった。
アロンソは優勝すればチャンピオンに成れる可能性があったが、フェラーリの2台のマシンに付いて行けず結局3位でフィニッシュ。年間獲得ポイントは109点であった。
ライコネンは、チャンピオンになる可能性が3人の中では最も低く、私も無理と感じていましたが、中盤までは2位を走行。
1位のマッサが2回目のピットストップを行って、マシンが重くなった間にライコネンが3周してタイムを縮め、ライコネンが2回目のピットストップを行ってコースに戻ると、マッサの前に出て1位にアップ。そのまま優勝を飾った。
ライコネンは、年間獲得ポイントが110点となり、年間王者決定。
F1初参戦の中島一貴は、ピットストップで止まりきれず、メカニックを跳ねてしまうなどトラブルがあったが、最終的には10位でフィニッシュ。
日本人ドライバーの中では最上位の成績を残した。来シーズンも参戦できると良いと思う。
by fanty
F1カナダグランプリ、佐藤琢磨6位入賞GET
佐藤琢磨は、予選11位からスタートし、セーフティカーが4度入るなど荒れたレース展開の中、残り2周でフェルナンド・アロンソを抜いて6位でフィニッシュした。
スーパーアグリの入賞は、スペイングランプリでの佐藤琢磨8位入賞に続く快挙である。
2度目のピットインの際、丁度セーフティカーが入り、燃料を入れて良いかどうか判断に迷い結局燃料給油を行わなかったのが表彰台を逃した要因ともなっただけに真に惜しい結果とも言える。
セーフティーカーのタイミングをうまく利用してソフトタイヤに変えたことが、最後のスプリントをハードタイヤで走ることを可能にし、ソフトタイヤを履いたフェルナンド・アロンソを抜くことに繋がったわけである。
今回のレースは上位に失格者が出るなどの運も味方したが、佐藤琢磨の着実なドライブが好結果を生んだと言えるだろう。
次回のアメリカグランプリにも期待したいところである。
優勝は、マクラーレンのハミルトンが、セーフティーカー導入の度に稼いだマージンをフイにしつつも終始、1分16秒台の安定したラップを重ねて、ポールツウウイン。ハミルトンは6戦連続表彰台を遂に初優勝で飾った訳である。
再びポイントリーダーに返り咲いたハミルトンは、連続表彰台をいつまで続けるのだろうか。F1界に現れたニューヒーローの活躍も見物である。 by fanty
F1スペインGP、佐藤琢磨8位入賞
2007年F1第4戦のスペインGPは、フェラーリのフェリペ・マッサが1時間31分36秒230(平均速度198.102km/h)で2戦連続のポール・トゥ・ウィンを決めた。そしてSUPER AGURIの佐藤琢磨が8位でチェッカーを受け、初ポイントを獲得した。
レース序盤に優勝候補の一角だったキミ・ライッコネンがマシントラブルでリタイア、2位はマクラーレンの新人ルイス・ハミルトン、3位が母国グランプリのフェルナンド・アロンソとなった。この結果、今季デビューのL.ハミルトンが4戦連続の表彰台となり、30ポイントで単独ポイントリーダーに立っている。
13位でスタートしたSUPER AGURIの佐藤琢磨は堅実な走りで徐々に順位を上げ、8位の座を賭けて、昨年チャンピオンチームのルノーのジャンカルロ・フィジケラと残り6周のバトルを演じる。フィジケラが3回目のピットストップを行う間に、佐藤は僅差で第1コーナーに先に入り9位から8位に上がった。その後、佐藤は後方から追いすがるG.フィジケラを振り切り、8位入賞。SUPER AGURIに待望の1ポイントをもたらした。
この日は、ダウンタウンの浜ちゃん(浜田雅功)がリポーターで行っており、何か奇跡が起こるのでは期待されていた。その訳は、去年のF1リポーターを勤めた時に、ジェンソン・バトンによるホンダチームの初優勝があり、ラッキーボーイとなっていたからだ。そして今回も、SUPER AGURIの初入賞に立ち会うという結果となり、運を呼ぶ男となった。 by fanty
F1オーストラリアGP、ライコネン勝利
フェラーリのキミ・ライコネンは、スタートから快調に飛ばし他を寄せ付けずに
ポール・トゥ・ウィンを決めた。
マクラーレンは、フェルナンド・アロンソが2位、ルイス・ハミルトンが3位となり
表彰台をゲットし、マシンの信頼性を証明した。
フェラーリのフェリペ・マッサはエンジン交換を行ったため、最後尾からのスタートと
なったが6位まで追い上げたのはさすがである。
今回の結果からすると、フェラーリとマクラーレンを中心に今年のF1は展開して
行きそうである。
スーパーアグリは、予選で予想外の好成績を収めたので期待したのだが
決勝では振るわなかった。
予選のように燃料が軽い状態では好タイムをマークしたのだが、燃料を積んでの
走行では、思ったようなパフォーマンスを発揮出来ないようである。
鈴木亜久里代表も終了後のコメントで、次戦に向けてこの辺りの改善が必要
と述べていた。
ポイントを取るにはまだまだ時間がかかりそうだ。
それでも、去年に比べれば、佐藤琢磨12位、デイビッドソン16位で2台とも
完走というのは立派な成績である。 by fanty
F1オーストラリアGP-予選、佐藤琢磨10番手
2年目を迎えたSUPER AGURI F1チームのニューマシンSA-07は
速かった。
去年の予選では、いづれもQ1(第1次予選)を突破することが出来ずに
いたが、今年は開幕戦でその壁をいきなり破った。
しかも、佐藤琢磨はQ3(最終予選)にも進出という快挙である。
もっとも、フェラーリのフェリペ・マッサのマシンがトラブルを起こす事態が
無かったら、Q2で終了ということになっていた筈である。
Q2では、1分26秒台だったタイムが、Q3では2秒程度遅くなったのは
本戦に向けて燃料を積んで走った結果だろう。
後は、決勝でどこまでジャンプアップ出来るかだが、ニューマシンということで
信頼性が未知数である点が気になる。
信頼性や耐久性は、フェラーリやマクラーレンも未知数であるから、
SUPER AGURIだけの問題ではないと言える。
少なくとも、今年のSUPER AGURI F1チームはポイントをあげることが
可能なマシンを準備できたという点で期待大である。 by fanty
【 ヘイッキ・コバライネンQ&A=F1 】
Q:ヘイッキ、あなたはこれまでタイトル獲得チームの主要メンバーとして過ごし、これからF1グランプリデビューを果たそうとしていますが、現在の心境は?
ヘイッキ・コバライネン(以下、HK):チームとフェルナンドがF1タイトルを獲得したことは本当に嬉しいよ。彼等は素晴らしい仕事をしたね。でも個人的に、この成功をことさら自分の手柄だとは考えないようにしたいんだ。僕の目標は周回を重ね、レースに向けてF1マシンの準備を万端に整え、いいタイヤを選択することだった。僕達は上手くやり遂げたと思う。僕としては、自分のしてきた仕事に満足しているし、1年を通してドライビングを改善した。だけどタイトル獲得については、僕自身のことよりもチームメイト達のこと、彼らの懸命な作業が報われたことを嬉しく思っているよ。
Q:あなたはタイトル争いをその渦中から見るという、貴重な機会に恵まれましたね。そこから何を学びましたか?
HK:たくさん学んだよ。特にF1グランプリ終盤の3戦で、決勝レースのために残っていた時にね。無線ラジオを聞くことができたし、全ての情報を聞ける場にいて、どんな風にチームとドライバーが状況をコントロールしたかを見ることができたんだ。本当にいい経験になったよ。それから、何かあった時のチームの対処方法や、どうやってF1中国GPとF1日本GPの間で巻き返しを図ったかは、見ていて印象的だった。そうした時期をチームと共に過ごすことは重要だったんだ。近い将来、同じような状況でタイトル争いをしたいと望んでいるからね。おかげで今は、様々なプレッシャーにどう対処するか、参考にできるよ。
Q:あなたの冬季最大の挑戦は何になりますか?
HK:チームにとってはタイヤサプライヤーが変わることだろうね。僕達はニュータイヤを履いたマシンの挙動を見守り、クリスマス前のテスト期間中でタイヤの特性を学ぶ必要がある。そうすればニューマシンでコースを走る時に、すぐにバランスが取れるだろうし、テストをフル活用できる。個人的には、新しい技術を学ばなくてはならないだろうね。例えば決勝レースや予選のシミュレーション、そしてF1グランプリ・ウィークエンドで求められる様々な手順などをね。レース初戦までにそういったものを、完璧に身につけておかなくてはいけないんだ。そして肉体的には、最高のコンディションでF1シーズンへ臨む必要がある。F1グランプリ1戦は僕が経験したどのレースよりも長いからね。
Q:世間はあなたのことを、史上最年少のダブルチャンピオンの後任と見るでしょう。そのことは、あなたにとって特別なプレッシャーでしょうね?
HK:僕にとって特別なプレッシャーではないよ。これはデビューイヤーで力を発揮するための素晴らしい機会だ。そんな機会を得られるドライバーは滅多にいないよ。チームは強く、F−1マシンは速いだろう。僕は冷静で落ち着いていなければならない。序盤の数レースは簡単じゃないと思う。僕の考え方としては、最悪の事態に備えておくことだ。もしかしたら、酷いレースがいくつかあるかもしれない。でも僕は1段階ずつ目標を定めるつもりだよ。最初のレースで完走したらその次というようにね。どこでF−1レースをしようが常にプレッシャーはある。でもそれがドライブに影響したと感じたことは1度もないよ。そして来年も変わりないと思う。
Q:最後に、メルボルン(来季開幕戦F−1オーストラリアGP)のことを考えるともう待ち切れないのでは?
HK:ちょうど、風洞施設で2007年仕様のマシンを見てきたところなんだ。素晴らしく、とてもアグレッシブなマシンに見えたよ。ドライブするのが本当に楽しみだね!
(ルノーのプレスリリースより抜粋)
2006年12月30日 12時23分 ISM